2010年9月29日(水)「しんぶん赤旗」

くらし・営業・福祉破壊する

消費税増税ストップ

「なくす会」がアピール

　消費税をなくす全国の会は２６日の第２１回総会で「くらし・営業・福祉破壊の消費税増税　国民みんなで力あわせストップさせましょう」との国民へのアピールをだしました。

　アピールは、政権交代から一年､｢期待したのに暮らしはちっともよくならない」の声が広がっており、菅首相の「消費税１０％」発言に「国民がノーの審判を下したのは当然のこと」とのべています。

　一方、菅内閣は国民の審判に背を向け、消費税増税の協議を自民党と共同してすすめようとしており、今年か来年度中には「消費税増税法案」が国会に提出される危険な情勢にある、と指摘しています。

　アピールは、消費税の５％へのアップから今日まで１３年、新たな増税をくい止めてきたのは国民の力であり、「国民が力を合わせれば必ずストップできる」と訴えています。

　そして、「景気回復」「財政再建」「社会保障の充実」は、消費税増税などではなく「国民生活をあたためて内需を拡大し、応能負担、公平な税制でこそ実現できる」と強調。消費税増税ストップの国民的な大運動を草の根からつくりましょう、と呼びかけています。

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