2010年9月18日(土)「しんぶん赤旗」
イハ氏 立候補の決意
沖縄知事選 基地撤去「ぶれない」
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今後の国政にも大きな影響を与える沖縄県知事選(11月11日告示、28日投票)。出馬を明らかにしているイハ(伊波)洋一・宜野湾市長の後援会結成総会と同事務所開きが17日、那覇市内で行われ、イハ氏が立候補の決意をのべました。
日本共産党、沖縄社会大衆党、社民党や労働組合、市民団体、自治体首長ら広範な団体・個人が見守るなか、イハ氏があいさつ。「今回の知事選は沖縄の将来を大きく決定付けるものになる」として、(1)脱基地をめざす県政か(2)沖縄の県民が沖縄の将来を自ら選択できる県政か(3)沖縄が真に飛躍し発展できる県政か―の3点を強調しました。
また、知事選は米軍普天間基地の県内移設についての県民投票でもあるとして、「私はぶれることはありません。必ず勝利して県民が主役の県政を実現します」と語りました。
会には、イハ氏を継いで宜野湾市長選に立候補する安里タケシ前副市長も駆け付け、経済振興・雇用創出や福祉施策の充実などを具体例をあげて、“基地問題だけでなく、経済と教育・福祉にも強い”イハ市政の実績を紹介しました。
参加者が次々マイクを握り、「相手は、なぜ『(県内移設)反対』といえないのか。ウマンチュ(御万人=すべての人)が望む安心な方向にかじ取りできる人、これがイハ洋一です」(瑞慶覧長方・共同代表)、「大義はイハさん、沖縄県民の側にあります。論戦力の違いは明らか」(日本共産党の赤嶺政賢衆院議員)など決意表明が続きました。