2010年9月4日(土)「しんぶん赤旗」
宜野湾市長選
安里氏が出馬を受諾
革新市政の継承に決意
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沖縄県宜野湾市の安里(あさと)猛副市長(58)は3日、同市役所で市議会与党の日本共産党、社民党、沖縄社会大衆党などの代表と会い、県知事選に立候補する伊波洋一市長から革新市政を受け継ぐため、市長選立候補の要請を受諾することを明らかにしました。
与党会派代表との会談で安里氏は、革新市政の継承とともに、「無認可保育園の認可化や老人ホームの増設などの課題に取り組みたい」と決意をのべました。
米軍普天間基地問題については、「新しい基地をつくらせないというのが、県民のみなさんの意思だ。(県知事選と市長選の勝利で)基地問題は大きく前進するだろうし、させなければならない」とのべました。
安里氏と与党は、普天間基地の即時閉鎖・全面返還、新基地建設反対、日米地位協定の見直し、日米安保条約をなくすなどの基本政策について確認しています。
知事選は11月11日告示、28日投票でおこなわれます。市長選は知事選と同日投票になる見込み。安里氏は、15日に副市長を辞職し正式に出馬表明をする予定です。