2010年9月3日(金)「しんぶん赤旗」

第40回赤旗まつり 開催まで2カ月

「楽しみ」各地から声

小木曽実行委員長に聞く


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 第40回赤旗まつり(11月6、7日、東京・江東区の「夢の島公園」)まで、あと2カ月余となりました。まつりの準備状況や魅力について、小木曽陽司実行委員長(赤旗編集局長)に聞きました。



4年ぶり。ワクワク

 ―準備の様子はどうですか。

 小木曽 いま急ピッチで進めているところです。中央舞台のプログラムや主な出演者も決まり、会場設計・設営に向けた現地調査も、この8月に2度にわたって行いました。

 4年ぶりの開催ということもあって、「久しぶりのまつりに今からワクワクしています」という期待の声は強く、各地の党組織・後援会では、「バスツアー」「新幹線ツアー」の計画も立てられ始めています。

元気な姿を内外に

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(写真)中央舞台の政治討論も人気です

 ―今回は40回という節目のまつりになりますね。

 小木曽 ええ。第1回は、1959年に「アカハタ」再刊3000号を記念して浜離宮公園で行われましたので、半世紀を超える歴史をもっています。40回という節目のまつりにふさわしく大成功させ、「日本共産党ここにあり」という元気な姿を内外に示す機会にしたいですね。

 ―参院選の残念な結果もあっただけに、楽しく元気の出るまつりへの期待は大きいものがありますね。

 小木曽 「元気が出る」という点でいえば、中央舞台を中心に計画されている政治プログラムは、大いに期待されます。赤旗まつりは、その時々に世界と日本が直面している大問題、あるいは国民がぶつかっている問題に対して正面から向き合い、解明して進むべき道を明らかにすることを、大事な伝統としてきました。そして、日本共産党綱領の立場にたてば、どんな問題でも解決できるという、綱領的確信をつちかい、深める絶好の機会となってきました。

 志位和夫委員長の記念演説(7日午後)、不破哲三社会科学研究所長の「科学の目」講座(7日午前)は、党の路線と歴史へのゆるぎない確信を与えてくれるでしょう。6日には市田忠義書記局長が、児童文学者のあさのあつこさんと対談しますが、日本共産党のありのままの姿を知っていただくいい機会になるでしょう。

 中央舞台ではほかに、沖縄基地問題をどう解決するのか(6日)、日本の経済とくらし、財政をどうするのか(7日)をテーマにした討論を、党幹部、専門家をパネリストに準備していますが、秋の情勢に照らしても時宜を得た企画になると思います。ご期待ください。

地方選勝利の跳躍台

 ―来年の春にはいっせい地方選挙も予定されています。

 小木曽 いっせい地方選挙は、参院選後はじめて行われる全国規模の選挙になります。私たちは参院選の総括のうえにたって、国政選挙での巻き返しをはかろうと決意をしていますが、いっせい地方選に勝利して、その第一歩を踏み出したい。赤旗まつりを、そのための跳躍台にしようということを訴えたいと思います。

みどころいっぱい

 ―赤旗まつりは、党員、読者、後援会員の交流と結びつきを深め、明日への英気を養う場としても待たれています。

 小木曽 赤旗まつりは、日本共産党が多くのみなさんとともに、世界と日本の政治について考え、文化、芸術に親しみ、交流し、親ぼくを深め、楽しみながら明日への英気を養いあう一大祭典です。そういう魅力ある企画をいっぱい用意していますので、楽しみにしてください。

 中央舞台では、幅広いレパートリーで親しまれるペギー葉山さん、民謡の原田直之さん、沖縄出身の普天間かおりさん、初出演のジャズ・バイオリニストの寺井尚子さん、さらに二期会マイスタージンガーらが出演します。さまざまな分野の第一級の文化・芸能人による熱唱、熱演が楽しめるのは魅力です。

 まつり名物の青空寄席が、今回は屋内開催になります。天気の心配なく、大いに笑い転げてください。

 全国の名産品がそろう「物産模擬店」や「大バザール」、「食事の広場」、「ふるさと味の店」、産直コーナー、大書籍市など、赤旗まつりではすっかりおなじみのお店が、ことしも勢ぞろいします。

 スポーツや子どものコーナー、囲碁・将棋、似顔絵、そして日本共産党が丸ごとわかる日本共産党展や赤旗展…。みどころはいっぱいです。

 家族そろって、また友人・知人のみなさんに広く声をかけていただいて、たくさんの方が参加していただけるよう、心からお待ちしています。





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