2010年8月28日(土)「しんぶん赤旗」
名古屋市議会
二元代表制守る決議 全会一致
「議会解散」を批判
名古屋市議会は27日に開かれた議員総会で、「二元代表制及び議会制民主主義を尊重し、市民生活を第一に考えた市政運営に全力を尽くす決意表明」を全会一致で決議しました。日本共産党も賛成しました。
「決意表明」は、27日から始まった河村たかし市長主導の議会解散直接請求署名運動について、「議会制民主主義を否定し、憲法や地方自治法の精神を踏みにじるもの」と批判しました。
その上で、「本来市民のために議会で議論すべき景気対策や福祉など喫緊の課題が置き去りにされ、市政運営の停滞が深まる」と指摘し、議会として二元代表制を尊重し、市民生活を第一に考えた市政運営に全力を尽くす決意を表明しています。