2010年8月14日(土)「しんぶん赤旗」

高齢者の孤立対策を

東京・杉並 区に党議員団要請


 東京都の日本共産党杉並区議団は13日、100歳以上高齢者の所在不明問題の解消と、高齢者の社会的孤立をなくす行政の支援体制づくりを区に要請しました。

 同区では、都内最高齢の113歳女性の所在を区が確認していなかったことが発覚。現在、区は100歳以上の高齢者の所在確認を「面接による直接確認」によって進めています。

 要請では、年1回の敬老金支給制度や、職員による高齢者の在宅訪問看護制度が、山田宏前区長時代に廃止され、「民生委員・職員が高齢者宅を訪問する機会が失われた」と指摘。行政による見守り支援体制の強化などを求めています。

 鈴木信男、原口昭人の両区議、金子けんたろう区議候補の申し入れに保健福祉部高齢者担当の長田斎部長は「今後は関係部署と連携をとり努力していく」と答えました。





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