2010年8月8日(日)「しんぶん赤旗」
伊波氏に出馬要請
沖縄知事選 共産・社民・社大の選考委
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日本共産党沖縄県委員会と社民党県連、沖縄社会大衆党の3党でつくる知事選選考委員会は7日、宜野湾市の伊波(いは)洋一市長(58)に、知事選(11月11日告示、28日投票)への出馬を要請しました。
伊波氏は、「責任の重さと身の引き締まる思いを感じます。早期に要請に応えていきたい」と意欲を示しました。
同市内で行われた出馬要請には、3党の代表が出席。選考委で合意した「海兵隊撤退を日米両政府に求めます」など5項目の「基本姿勢」と「知事選への出馬要請」を手渡し、正式に出馬を求めました。
伊波氏は、今回の知事選の意義について「沖縄の未来を決定づけるものになる」とした上で、日米両政府が沖縄県民の意思に反して新基地建設を押し付けようとしていることにふれ、「沖縄の将来をみずから選択できる県政を実現するのかということです」と強調しました。
知事選には仲井真知事も再出馬に意欲をみせています。