2010年8月4日(水)「しんぶん赤旗」

「海兵隊は出ていけ」

普天間爆音訴訟連帯 国会前で集会


写真

(写真)国会に向かって唱和する人たち=3日、衆議院第2議員会館前

 「海兵隊は普天間から出ていけ。全国から米軍基地を追い出すまで頑張るぞ」。衆院議員会館前で唱和が響きました。普天間爆音訴訟団と全国基地爆音訴訟団連絡会議などの「宜野湾に静かな夜を返せ! 普天間爆音訴訟支援・連帯行動」の2日目。3日、猛暑のなか、会館前に座り込み、集会を開きました。

 沖縄で抵抗と平和を求めるシンボル、黄色の鉢巻きを着け、農作業をするときに使うくばがさをかぶった普天間米軍基地爆音差し止め訴訟団。高橋年男事務局長(57)は「普天間に象徴される全国の爆音訴訟の勝利を。抑圧された人権を人間の尊厳を取り返すためにともにたたかっていきたい」と訴えました。

 全国から基地反対運動をすすめている人たちが発言しました。

 第4次厚木爆音訴訟団事務局長の斎藤英昭さん(69)は「もっともっと声を上げていきたい」。横田・基地被害をなくす会事務局長の福本道夫さん(60)は「基地被害がある限り裁判を続けていかなければならない」と言います。

 日本共産党からは赤嶺政賢衆院議員が駆けつけ、「国会の内外で全力で政府を追及していこう」と呼びかけました。社民党衆院議員も参加しました。





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