2010年7月28日(水)「しんぶん赤旗」
核廃絶の思いをリレー
反核平和マラソン 広島・長崎へ出発
東京・夢の島
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核兵器廃絶を訴えて走る「反核平和マラソン」(新日本スポーツ連盟主催)が27日、東京都江東区夢の島公園を出発しました。「東京―広島―長崎1500km反核平和PEACE RUN」と記されたゼッケンをつけた約30人のランナーは、広島・長崎を目指して猛暑の中を笑顔で走り出しました。
同マラソンは参加者が平和への思いをゼッケンなどでアピールしながら走るもので、スポーツ連盟が毎年各地で行っています。被爆65年の今回は5年ぶりに東京から広島・長崎まで1500キロの距離をリレーします。
スタート集会では、スポーツ連盟の永井博会長が、市民社会が核兵器廃絶に果たす役割に触れた核不拡散条約(NPT)再検討会議最終文書に触れ、「私たちの一歩一歩が国際世論を動かし、たしかな歩みを築いていきます。体調に注意して長崎まで行きましょう」と激励しました。
一行は8月5日に広島の平和公園に到着。8日には長崎の平和公園にゴールします。
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