2010年7月21日(水)「しんぶん赤旗」
3党が知事選協議
共産党「基本姿勢」など提案
沖縄
日本共産党沖縄県委員会と社民党県連、沖縄社会大衆党は20日、沖縄県知事選(11月11日告示、28日投票)の候補者擁立に向けた第一回選考委員会を県議会内で開きました。
日本共産党からは前田政明県副委員長・県議と嘉陽宗儀県議団長、社民党は新里米吉委員長、仲村未央書記長、社大党からは大城一馬委員長、当山勝利書記長が出席しました。
社民党は民主党県連にも参加を呼びかけましたが、民主党県連は「国政で与野党の関係ということもあり、現在のところ、参加の予定はない」としています。
席上、日本共産党側は、「今回の知事選は民主党政権や自公など安保絶対勢力と米国政府に断固たる審判をくだす天王山のたたかいであり、『米軍基地の縮小・撤去』『米軍基地のない平和で豊かな沖縄』への新しい展望を切り開くたたかい」と指摘。
県議会野党の一致点や4年前の『県知事選挙に臨む基本姿勢および組織協定』を踏まえ、「普天間基地の早期閉鎖・返還、無条件撤去、海兵隊撤退、県内移設断念、日米共同声明撤回を政府にキッパリ迫り、米軍基地の縮小・撤去をめざします」など4項目の「沖縄県知事選挙にのぞむ基本姿勢」と「組織協定」を提案しました。
同会で決まった日程は以下の通り。次回(23日)各党が基本政策案を持ち寄り協議。第3回(26日)基本政策決定。第4回(8月6日)候補者名をあげて協議。第5回(8月8日)候補者決定・当人に出馬要請。