2010年7月16日(金)「しんぶん赤旗」
大学予算削減は致命的
国大協と私大連が共同声明
国立大学協会と日本私立大学団体連合会は14日、2011年度概算要求で国立大学運営費交付金と私立大学経常費補助を削減対象からはずすよう求める共同声明を発表しました。
6月に閣議決定した政府の「中期財政フレーム」で国債を除く歳出を3年間、前年度を上回らないとしているため。声明によると、この歳出抑制と社会保障関係費の伸びをふまえると、単年度だけで国立大学は927億円、私立大学は258億円の削減になり、「大学の存立を危うくするものであり」「国の将来を危うくする致命的な施策」と訴えています。
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