2010年7月11日(日)「しんぶん赤旗」
“増税勢力に審判厳しく”
大阪労連など大宣伝
大阪
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菅民主党政権が打ち出した大企業減税のための消費税増税への怒りが大きく広がるもとで、大阪労連、大商連、新日本婦人の会大阪府本部、大阪民医連は10日、宣伝カーやハンドマイク隊を府下一円にくり出し、「消費税増税勢力に厳しい審判を下し、くらしを守ろう」とよびかけました。
大阪労連は、加盟の労働組合が数十台の宣伝カーを出動。川辺和宏議長らが「菅首相は『ギリシャのようになっていいのか』と脅していますが、ギリシャは法人税を16%下げ、消費税を5%上げた結果、国の財政に大穴をあけました」「財界は日本の法人税は高すぎると主張しますが、目の前の大銀行は10年間、法人税を1円も払っていません。庶民にだけ増税を押しつけるのは、断じて許せません」と訴えました。
駅前や繁華街をくまなく回る宣伝隊に、「がんばれ」と頻繁に声がかかり、手を振る姿も目立ちます。京橋駅前では、「これ食べて」とチョコレートの差し入れがありました。