2010年7月7日(水)「しんぶん赤旗」

COP16 合意に意欲

来日中のメキシコ外相が講演


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(写真)講演するメキシコのエスピノサ外相=5日、都内

 来日中のメキシコのエスピノサ外相は5日、年末に同国で開く国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)について都内で講演し、「容易ではないが、包括的な合意の形成を推し進めなければならない」と合意への意欲を示しました。

 同外相は、昨年のCOP15がまとめた「コペンハーゲン合意」に100を超える国が署名していることを指摘し、「実際には幅広い同意がある」と強調。COP16での合意達成を目指してメキシコ政府が関係国や、非政府組織(NGO)などと非公式対話を重ねていることを紹介しました。

 温暖化防止対策には、「途上国の場合、技術や資金の適切な援助が重要だ」として、先進国が責任を果たすよう要求。同時に「先進国だけでは不十分で、すべての国の行動が必要だ」と述べ、途上国にも行動を促しました。





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