2010年6月21日(月)「しんぶん赤旗」
きょうの潮流
惜しい。0対1で敗れたものの、サッカー日本代表チームが強豪オランダ代表をひやりとさせました▼一夜明け、演説場所に向かう日本共産党・小池晃参院議員の車中も、サッカー談議になりました。小池さんは、日本代表の健闘をたたえながら気を引き締めます。選挙は大健闘ではすまない、勝たないといけない、と▼きのうのインターネット密着中継のもようです。移動中、ネットを通じ入ってくる質問に次々と答える小池さん。難病対策。重い税負担をどう和らげる。牛や豚の、口(こう)蹄(てい)疫の被害を解決する方法は…▼演説する街角は、東京ドームへプロ野球観戦に向かう人でにぎわっていました。演説中も、中継をみている人からのネットへの書き込みが絶えません。やはり、消費税の増税に対する意見が集中しました▼「『最低でも県外』の次は『最低でも10%』かなあ」「先日のTVタックルで小泉元首相の飯島秘書官があらゆる物に消費税がかかることに驚いていたことに驚いた! さすがにそりゃひどいと思った」「『消費税は福祉のため』っていうデタラメは聞き飽きた。ちっとも福祉は良くなってない」▼こう書き込んだ人もいます。「自分の想いを代弁してくれる政党に投票する。こういう投票行動もアリじゃないですかねぇ」。たしかに、有権者の多くが政策より“政権選択”をまず考え投票する選挙もありました。ボール五つ入れば閉じる東京選挙区のゴール。消費税増税を拒む思いを代弁する候補者は、小池さんしかいません。