2010年6月15日(火)「しんぶん赤旗」
脇町長が初登庁
町民のための町政へ
富山・朝日
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富山県朝日町の脇四計夫(しげお)町長は14日、初登庁しました。役場前では町職員が拍手で出迎え、脇町長に花束を手渡しました。
就任式で訓示した脇町長は、「身の引き締まる思いだ」と職員を前に語りました。そのうえで脇町長は、(1)あさひ総合病院の医師・看護師の確保(2)公共バスの充実(3)学童保育の実施・中学生までの医療費無料化(4)農林漁業の発展など町長選での公約をあげ、その実現に意欲を示しました。また、職員が町民の声を聞き「感度のよいアンテナ」の役割を果たし、職員自らも政策化に挑戦することを呼びかけました。
「風通しのよい町政はどうしたらできるか」と問いかけた脇町長は、若い職員も含め職員がどんどん意見を出し、同意できないことには率直に言うことが必要だとのべ、「それをちゅうちょしたり怠ったりすれば町民のための町政が停滞する」と協力を求めました。
この日は、部課長などを集めた初の庁議が開かれました。