2010年6月11日(金)「しんぶん赤旗」
普天間基地撤去を
イジュ氏が宜野湾市長と懇談
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参院沖縄選挙区(定数1)で県民共同の予定候補として共感が広がっているイジュ唯行さん(58)=医師、県医療生協前理事長=は10日、宜野湾市役所に伊波洋一市長を訪ねて懇談しました。
2人は普天間高校のクラスメート。イジュさんの必勝をめざして7日に開かれた「総決起大会」に伊波市長が激励メッセージを寄せたことへのお礼を兼ねた訪問です。
イジュ氏が市長室に入るや、「昨日、歩いているのを見たよ」(伊波市長)、「同期会の準備があって。出席は大丈夫?」(イジュ氏)、「もちろん」(市長)と同級生同士の会話に。
イジュ氏が「県民の気持ちを逆なでするやり方での日米合意。本当にひどい」と怒ると、市長も「そうですね、情けない」と応じるなど、米軍普天間基地撤去の思いを語り合いました。
イジュ氏が「私が北海道の大学から戻ってきた時、洋一は地元2紙に基地問題で連載を書いていました。実は切り抜いて今でも持っています」と基地問題への変わらぬ姿勢を評価すると、伊波市長も選挙本番に向けて「頑張ってください」とエールを送りました。