2010年6月10日(木)「しんぶん赤旗」

無条件撤去貫きましょう

イジュ氏が名護市長と懇談


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(写真)稲嶺市長(左)と固く握手を交わすイジュ氏=9日、沖縄・名護市役所

 参院沖縄選挙区(定数1)の県民共同予定候補、イジュ唯行さん(58)が9日、名護市役所に稲嶺進市長を訪ねて懇談しました。

 7日開催の「県民の会」総決起大会に、稲嶺市長が激励メッセージを寄せたことへのお礼を兼ねた訪問です。

 イジュ氏は「今度の参院選で『名護にも沖縄にも基地はいらない』の思いを日米両政府に示すには、私が当選する以外にありません。何としても勝ち抜こうと取り組んでいます」と報告。「無条件撤去」の立場を貫き、党派を超えた広範な共同を呼びかけていることを紹介しました。稲嶺市長も「沖縄は昔から共同というものが、他県にはない特徴としてありましたね」と応じました。

 話題は地域医療や保育の充実の問題へ。「本当に医者はいないのですか」と問う稲嶺市長に、イジュ氏は深刻な医師不足の現状をあげ、県医療生協理事長として奮闘してきた医師確保の努力と成果を紹介。名護での地域医療充実の取り組みに、市長も「診療所といわずに病院を」と身を乗り出します。

 イジュ氏が認可外保育園の現状を示して「知事にも要請しましたが、ぜひ名護市の援助をお願いします」と要請する場面もありました。





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