2010年6月2日(水)「しんぶん赤旗」
社民、与党との国対会談出席
「普天間」集中審議拒否に同調
「きょうから野党の立場できっちり質問をする」
社民党が連立与党を離脱して以来、1日の参院外交防衛委員会で初めて質疑に臨んだ同党の山内徳信議員は、こう切り出して“野党色”をアピールしました。
同氏は、沖縄の苦しみを救う努力をしない鳩山内閣には「国民国家の安全を語る資格はない」と政権批判を展開。米軍普天間基地問題で公約を破った鳩山由紀夫首相は「責任を取って辞任すべきだ」と要求しました。
ところが同じ日に、民主党、国民新党、社民党の3党が国対委員長会談を開催。社民党の照屋寛徳国対委員長は、旧連立与党が毎週火曜日に開いていた定例の与党国対委員長会談と同じ枠組みの会談に参加しました。
3党は、日本共産党など野党が求めてきた普天間基地問題での予算委員会の集中審議を拒否する方針で一致。衆院で強行採決された郵政「改革」法案の取り扱いについても、照屋氏は一言も触れなかったといいます。
普天間基地問題での鳩山政権の態度を理由に連立離脱しながら、3党国対委員長会談の場ではその問題での集中審議に背を向ける方針に同調するというのでは、つじつまがあいません。(信)