2010年5月27日(木)「しんぶん赤旗」
民主議員ら“増税勉強会”
民主党の国会議員らが26日、「国家財政を考える会」(玄葉光一郎代表世話人=衆院財務金融委員長)を立ち上げ、国会内で第1回の勉強会を開きました。勉強会終了後、玄葉氏は「当然、消費税の議論も逃げずにやっていかなければいけない」と述べ、同会で消費税増税に向けた議論を行うことを明らかにしました。
この日の勉強会には、議員115人と代理65人が参加。同会の「趣旨」では、2010年度の基礎年金、老人医療、介護の予算は16・6兆円であるのに対し、国の消費税収は6・8兆円にすぎないとして、さらなる消費税増税の必要性を強調しています。
同会終了後、玄葉氏は記者団に、マニフェスト(政権公約)に議論を反映させていくのかと問われ、次の総選挙までに、税の「抜本改革」(消費税増税)の実行をマニフェストに盛り込むべきだとの考えを示しました。
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