2010年5月20日(木)「しんぶん赤旗」
普天間基地訓練
移転受け入れるな
福岡・京築の団体 知事に要請
しのだ氏ら参加
航空自衛隊築城基地がある福岡県京築地区の平和・民主団体が19日、麻生渡知事にたいし「沖縄の米軍訓練の本土分散化に関する要請」を行いました。
要請書は、「米軍基地は日本のどこでも拒否されるのは当然です。日本からの撤退こそ求められるべき」だと求めています。要請したのは平和委員会、地区労連、日本共産党など5団体で、日本共産党の、しのだ清参院選挙区予定候補、真島省三県議、地方議員らが参加、県は基地担当の職員が応対しました。
全国知事会長でもある麻生知事は11日の記者会見などで、米軍普天間基地の「移設問題」で「せめて訓練ぐらいは本土側で受け入れていくという基本的な姿勢を取らなければならない」と発言。築城基地など本土への訓練移転を容認するかのような発言を繰り返しています。
しのだ氏らは「沖縄の負担軽減というが、米軍再編による築城基地などへの訓練移転後も嘉手納基地は負担軽減にはなってない」と指摘しました。