2010年5月8日(土)「しんぶん赤旗」
普天間基地撤去を
ホワイトハウス前で訴え
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【ワシントン=西村央】6日昼、ワシントンのホワイトハウス前で「核兵器はいらない」「普天間基地を撤去せよ」と、日本の女性たちの声が響きました。宣伝を行ったのは、ニューヨークでの「核兵器のない世界のための国際行動デー」に参加した大阪の女性たち。米国の反核・平和運動の活動家も応援に駆け付けました。
「核兵器廃絶に向け、オバマさんにもっとがんばってもらいたいと思って、ニューヨークでの行動に参加した大阪母親連絡会の仲間16人とやってきました」というのは、代表の植田晃子さん。
普天間基地の「移設」をめぐって緊迫した情勢が続いているだけに、「沖縄の米軍基地撤去を」と訴え、こぶしを突き上げました。
「抑止力ではなく、平和憲法で日本を守りたい。核兵器廃絶も私たちが生きている間に実現したい」。植田さんの言葉に力がこもります。