2010年5月2日(日)「しんぶん赤旗」

NYで反核署名

「ヒロシマ・ナガサキ 知っています」


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(写真)マンハッタンの「タイム・ワーナー・センター」前で訴える「核兵器のない世界を」国際署名に応じる人たち=30日、ニューヨーク(阿部活士撮影)

 【ニューヨーク=行沢寛史 阿部活士】核不拡散条約(NPT)再検討会議を前に、ニューヨークに集結した日本原水協をはじめ平和活動家らは4月30日、市内中心部の公園や繁華街で、「核兵器のない世界を」国際署名を呼びかけました。多くの米国市民をはじめスイスやアフガニスタンからの旅行者らも足を止め署名しました。

 「Abolish Nuclear Weapons(核兵器は廃絶を)」―。ブロードウェー通りなど大きな通りが交差するセントラルパーク横の「タイム・ワーナー・センター」前で東京、千葉、山形、茨城、岩手、秋田など各県代表と医労連、全損保の代表が宣伝。英語で書かれたゼッケンを身につけ、時差の疲れを感じさせない元気な声で訴えました。

 「広島・長崎(への原爆投下)を知っていますか」との英語の問いに「知っています。いいことをしていますね」と署名する若者。アフガニスタンからの男性旅行者が、署名は米国だけのものかと尋ね、「世界的な署名です」との答えに、納得顔で署名しました。ゼッケンを見て「署名したい」と近寄ってきた女性や、オーストリア、コロンビアの人も署名しました。

 東京から参加した男性(63)は「国境を超えて核兵器廃絶や平和の願いが共鳴しあっていると感じた」と語りました。





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