2010年4月25日(日)「しんぶん赤旗」
きょう 沖縄県民大会
本土から代表団
辺野古・高江で連帯行動
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「米軍普天間基地の県内移設反対」を掲げて25日に開かれる「4・25沖縄県民大会」(午後3時から読谷村運動広場)に、本土から連帯して参加する代表団約180人が24日、沖縄入りしました。新基地建設が狙われる名護市辺野古や、東村高江の米軍ヘリパッド建設予定地を視察し、「基地撤去の思いは同じ」と反対を貫く住民らを激励しました。
同日夜、名護市内で開かれた、やんばる統一連主催の本土代表団歓迎会で稲嶺進市長があいさつし、「日米両政府に県民、国民の意思を示す県民大会に全国から集まっていただき、背中を押してもらった。私は内外に約束したことを貫き通していく」とのべ、拍手に包まれました。
連帯行動は、安保破棄中央実行委員会が呼びかけたもので、バス4台で視察しました。
名護市辺野古のテント村では、日本共産党の具志堅徹市議(やんばる統一連代表)が辺野古のたたかいを紹介し、「基地反対の新しい動きが全国に広がれば必ず勝利できる」と強調。参加者から寄せ書きを受け取り、固い握手をかわしました。
東村高江の「ヘリパッドいらない住民の会」の伊佐真次共同代表と阿部小涼さんは、約3年間の座り込みの経過を説明しました。
県民大会には、北海道から九州まで、この日沖縄入りした代表団と合わせて約300人が駆けつけます。