2010年4月24日(土)「しんぶん赤旗」
宗教人と共産党が懇談
福岡市 緒方副委員長が発言
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宗教に心を寄せる人々(「宗教人」と総称)が23日、「宗教人と日本共産党との懇談会」を福岡市内で開きました。仏教、キリスト教などさまざまな宗教的立場の人々による実行委員会が呼びかけたもので、130人が参加しました。
キリスト教牧師2人、仏教僧侶1人がそれぞれの立場から日本共産党との対話の重要性を話しました。
日本共産党を代表して緒方靖夫副委員長が発言し、自身が仏教やキリスト教の信仰のあつい家庭に育ったことを紹介しました。
続いて、キリスト教にかかわる南米での大きな変革の動きに注目し、共同を発展させていることや「イラク戦争反対」などではイスラム諸国との共同と対話がすすみ、今後も大いに発展するよう願っているとのべました。
日本共産党中央委員会の平静丸氏は、宗教的信条の違いを超えてさまざまな国民的課題で日本の宗教関係者との共同も発展させていることを紹介し、国際的にもイスラム教、キリスト教をはじめ、異なる文明の国々とも対話を発展させていきたいと語りました。
参加者から、「『死後の世界』があるのか」「マルクスの“宗教とアヘン”との歴史的背景を聞かせてほしい」との質問などが出されたのに対し、宗教人らが答えました。
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