2010年4月22日(木)「しんぶん赤旗」
沖縄県民大会の要求実現へ
県選出議員がアピール
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員と民主党、社民党、無所属の沖縄県選出の国会議員は21日、同県読谷村で25日に開催される米軍普天間基地早期返還と基地の「県内たらい回し」に反対する「県民大会」の要求実現をめざす共同アピールを発表しました。
共同アピールは、沖縄県議会が2月24日に「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し、国外・県外移設を求める意見書」を全会一致で採択したことを「画期的かつ重要であり県民の総意として称するに十分」と指摘。
その上で、(1)キャンプ・シュワブ陸上案など、あらゆる「県内移設」に反対し、「国外・県外」への移設を求める(2)日米両政府に対し、県議会意見書に示された県民の意思を真摯(しんし)に受け止め、要求実現のため努力することを求める(3)すべての国民が普天間基地問題を自らのこととして考え、普天間基地の早期閉鎖・返還が一刻も早く実現するよう、県民とともに行動するよう訴える―内容になっています。