2010年4月20日(火)「しんぶん赤旗」

定数１で共産党候補当選

得票５０％超 保守・無党派から支持

福岡・嘉麻市議補選

　１８日投開票の福岡県嘉麻（かま）市議補選で、山田区（定数１）から立候補した日本共産党の新井高雄候補（６１）＝旧山田市議＝は、一騎打ちとなった社民党候補と競り合い、２９１９票（得票率５０・０８％）を獲得して１０票差で当選しました。

　同市は２００６年３月の１市３町合併後の「行革」によって、負担がふえサービスが削られ、市民の批判を受けました。

　新井氏は今回の選挙戦のなかで「７０歳以上のみんなに敬老祝い金を」「小学６年生まで医療費を無料に」など市民要求の実現に全力をあげると約束。また、くらしや福祉、農業再生の問題など国政問題でも訴え保守層や無党派層から支持を得ました。このなかで「共産党はスジを通す政党だからまわりの人たちに支持を呼びかけている」（元婦人会長）、「憲法９条の理念を嘉麻市政に」（嘉麻市９条の会代表）などの声が寄せられました。

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