2010年4月16日(金)「しんぶん赤旗」
核兵器のない世界へ
核廃絶署名 首長が賛同
7道県知事・783市区町村長
「核兵器のない世界を」国際署名が、15日までに国内で621万人余となり、自治体首長・議長にも広がっていることが、原水爆禁止日本協議会(日本原水協)のまとめでわかりました。5月3日からニューヨークで開かれる核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけて、各地の運動が急ピッチですすんでいます。
国際署名は国民の1割、1200万人を目標にとりくまれています。15日までの集約によると、目標の半数を超えました。都道府県別では、宮崎県に続き、和歌山県が人口の1割にあたる10万人の目標を達成しました。
自治体首長・議長については、7道県知事(北海道、秋田、栃木、埼玉、奈良、香川、長崎)と783市区町村長(前職含む)、49副市町村長、4県議長(長野、静岡、大分、長崎)を含む542議長・副議長(前職含む)が署名しています。
日本原水協は、「『核抑止力』になお未練を持つ核超大国を核兵器廃絶の方向に大きく動かすためにも、1200万目標達成へ全力をあげましょう」と呼びかけています。
署名に賛同した首長・議長の一覧は、日本原水協ホームページで見ることができます。
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