2010年4月13日(火)「しんぶん赤旗」
普天間撤去
対米交渉 本腰入れよ
市田氏が平野氏発言批判
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日本共産党の市田忠義書記局長は12日、平野博文官房長官が同日、普天間基地の国外「移設」は「難しい」と語ったことについて問われ、「沖縄県民にとって、また日本国民全体にとって、『なんという姿勢、態度か』といわれても仕方がない発言だ」と批判しました。
市田氏は、「『難しい』というが、『普天間基地はアメリカに持って帰れ』という本腰を入れた交渉を、はたして政府はやっているのか」と指摘。政府自身が本腰を入れて米国に普天間基地の無条件返還を要求する交渉を行った形跡がまったくない状況のもとで、「国外『移転』は難しい」などという政府の姿勢を厳しく批判しました。