2010年4月8日(木)「しんぶん赤旗」

「派遣法改正を」「新基地反対」

大運動実行委など 国会前で唱和


 「労働者派遣法を抜本的に改善しろ」「後期高齢者医療制度はただちに廃止を」「米軍の新基地建設反対」。7日、参院議員会館前で、国民要求実現を求める行動がとりくまれ、冷たい雨の中、約300人の参加者が唱和を響かせました。国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会の主催です。

 主催者あいさつした全労連の柴田真佐子副議長は、「米軍普天間基地をめぐる迷走など、鳩山内閣に裏切られたという国民の気持ちが大きくなっている。参院選で労働者、国民の声を生かした政治に変えましょう」と呼びかけました。

 各団体の代表が、「こんな派遣法改定案では私たちは救われない」(新婦人)、「後期高齢者医療制度廃止を参院選の争点に押し上げたい」(全日本民医連)と表明。生活保護の老齢加算復活を求める裁判の原告、阿南清規さん(79)=北九州市=は「生きている間に老齢加算を復活させてほしい」と語りました。

 日本共産党の宮本岳志衆院議員が国会情勢を報告。「国民の声を国会に届け、たたかいぬく」とのべ、約3万人分の署名を受け取りました。





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