2010年3月31日(水)「しんぶん赤旗」

消費税導入あす２１年

各界連が怒りの行動

全国で計画

　４月１日は消費税が導入（１９８９年）されてから２１年となります。消費税廃止各界連絡会（各界連）は同日、全国各地で宣伝・署名、デモ行進など多彩な行動をし「増税反対、食料品は非課税に」などと訴えます。

　鳩山政権の閣僚が相次いで消費税増税へ議論を始めると発言し、一方、自民党が国会質問で増税を迫るなど消費税増税問題が争点に浮上しています。

　各界連の嶋岡千年事務局長は「毎年、４月１日を『怒りの行動日』として行動を呼びかけています。消費税は貧困と格差に追い打ちをかける悪税です。増税反対を訴えます。また４月からは多くの都道府県で後期高齢者医療制度の保険料が上がります。この制度の即時廃止をあわせて訴えていきたい」とのべています。

　ほとんどの都道府県の消費税廃止各界連が、県都で宣伝と署名の訴えを計画しています。

　東京では正午からＪＲ新宿駅西口前で、各界連が宣伝と署名行動をします。加盟中央団体代表とともに、日本共産党から小池晃政策委員長・参院議員が訴えます。

　京都府知事選さなかの京都では各界連が京都市内７カ所で宣伝行動をします。

　広島、山口、熊本市や新潟県長岡市などでは昼休みデモ行進を予定しています。

　山口県岩国市では自動車パレードによる宣伝を計画しています。

　神奈川県では地域での行動を重視して１日を中心に１８地域で宣伝・署名を計画。大阪では１日を中心に１９地域で計画しています。

　愛知県では１日早く３月３１日に午前１１時から「消費税をやめさせる愛知連絡会」が名古屋市の栄三越前で５時間のロングラン宣伝をします。

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