2010年3月24日(水)「しんぶん赤旗」

移設先探し とんでもない

東京・新宿宣伝行動

　安保破棄中央実行委員会と同東京実行委員会は２３日、東京・新宿駅前で米軍普天間基地の無条件撤去を求める署名への協力と、「沖縄県民と連帯し、普天間基地の即時・無条件撤去を求める４・１４中央集会」への参加を呼びかけました。

　署名に応じた男性（５８）＝東京都世田谷区＝は、「移転先探しはとんでもないことです。公約と違うのですから。鳩山内閣には期待もありましたが自民党と変わらない。基地はいりません」と話します。

　署名した別の男性は語気を強めて「実際に事故も起きている危ない基地なんだから、鳩山内閣は約束どおり国外にもっていってほしい」と語りました。

　「基地がすべてなくなるのは不安」と話す女性も、「普天間基地は世界各地への『殴りこみ部隊』である海兵隊の基地です」という話を聞き、「そんな基地は撤去してほしい」と署名しました。

　宣伝には９団体から１７人が参加し、代表がリレートークしました。全労連の小田川義和事務局長は､｢鳩山内閣は無条件撤去を求める沖縄県民・国民の意思を踏みにじり、アメリカの圧力に屈する道を選択する動きを強めています。どう喝と懐柔で基地を押しつける姿勢は自民党政権と同じです。そういう政治を変えましょう｣と訴えました｡

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