2010年3月17日(水)「しんぶん赤旗」
普天間撤去へ4・14集会
第2回実行委 1万人規模めざす
沖縄・米軍普天間基地の即時・無条件撤去を求めて4月14日に東京・日比谷野外音楽堂で開かれる「中央集会」(集会実行委員会主催)の第2回実行委員会が15日、東京都内で開かれました。
沖縄で「県内たらい回しの新基地建設反対」「普天間基地の即時閉鎖」を求める島ぐるみのたたかいが起きていることをふまえ、新たに集会名称を「沖縄県民と連帯し、普天間基地の即時・無条件撤去を求める4・14中央集会」とすることを確認しました。集会スローガンの一つも「辺野古新基地建設計画反対、『基地のたらい回し』をやめよ」としました。主催者あいさつは全労連の大黒作治議長が行うことが決まりました。
中央集会は、1万人規模をめざして各団体と地方で参加目標を決めていくとしています。集会後、国会までデモ行進する予定です。
討論では、「職場からの多数の参加で成功させたい。そのためにもDVDやリーフを使って職場でよく学習したい」などの発言がありました。
沖縄県内すべての市町村長が県内移設に反対していると報じられていることも紹介されました。また、同時期に“県内移設に反対する”沖縄県民大会を超党派で開く沖縄県民に連帯して、無条件撤去を迫っていく大きな集会にしていこうとなりました。全国の基地闘争を強化する契機としていくことや、安保廃棄にむけた運動に発展させていこうと話し合いました。
普天間基地問題での街頭宣伝でも大きな反響が寄せられている経験が各団体・地方の代表からだされました。