2010年3月17日(水)「しんぶん赤旗」
子ども手当・高校無償化法案可決
衆院本会議
子ども手当法案と高校無償化法案が16日の衆院本会議で採決され、いずれも与党と日本共産党、公明党の賛成多数で可決、参院へ送付されました。自民党とみんなの党は反対しました。
日本共産党の高橋ちづ子議員は子ども手当法案に対する討論で「子どもを社会で育てるという理念や、先進諸国に比べ極端に少ない子ども・家族関係支出を増やすべきという認識は共有する」と表明しました。(全文)
一方、財源については「大企業・大資産家優遇税制の是正や軍事費削減など聖域にメスを入れるべき」であり、「国民の一部を犠牲にして、他の世帯にまわすようなやり方では国民の支持は得られない」と強調。今回の法案は、「一部の控除の廃止を財源としているが、手当を受給しない他の世帯への負担増は盛り込まれていない」として、「その限りで賛成」と述べました。