2010年3月16日(火)「しんぶん赤旗」

参議院選挙での日本共産党の前進へ募金の協力をお願いします


 日ごろ日本共産党にご支援・ご協力いただき、ほんとうにありがとうございます。

 こんどの参議院選挙は、「政治をかえたい」という国民の強い願いが自公政権を退場においこんだあとをうけてはじめての国政選挙です。古い自民党政治にかわるどういう新しい政治をつくるのか、政治の中身をどうするのか――このことが、いよいよ正面から本格的に問われることになります。

 民主党政権は、国民の声におされて部分的には前向きの政策も実行していますが、国民が実現を願った重要な公約を棚あげして、国民の失望を広げています。他方、自・公両党には、悪政をすすめてきたことへの反省すらありません。

 日本共産党は「後期高齢者医療制度は即時廃止を」「危険な普天間基地は移転ではなく即時閉鎖を」「抜け穴のない労働者派遣法の改正を」など多くの問題で「建設的野党」の役割を発揮し、保守や無党派とのみなさんと対話と共同をひろげつつ、くらしと平和を守るため、政治を前にすすめるため、全力を尽くしています。

 日本共産党への期待が従来になく幅広い人々に広がっています。そうであればあるほど、日本共産党への偏見や誤解をとりのぞくために、日本共産党を丸ごと知ってもらうとりくみがいままで以上に重要であると痛感しています。

 参院選の勝利にむけて、「建設的野党」としての日本共産党の政策や活動、実績を知らせ、さらに日本共産党はそもそもどんな党かも知ってもらうために、多様な宣伝手段も活用して、全有権者を対象に精力的な働きかけを強めなければなりません。

 みなさん。

 いま「政治とカネ」が大問題になっています。政権が変わっても、「自民党政治と同じ」との批判の声が大きく巻き起こっています。大企業や大金持ちの「カネ」が、政治をゆがめ、国民の税金の使い方をゆがめているからです。政党助成金(税金の分け取り)が、政党のあり方をゆがめているからです。

 日本共産党は、党員が収入の1%を拠出する党費と「しんぶん赤旗」などの事業収入、党を支持してくださる個々人から寄せられるお金に依拠し、企業・団体献金や政党助成金を受けとらずに活動している唯一の政党です。大企業の横暴に堂々とモノがいえ、国民の立場に立ってがんばることができる基盤が、ここにあります。

 日本共産党は、国民のみなさんに支えられ、国民のみなさんとともに政治を前にすすめる党です。この日本共産党の前進のために、参議院選挙募金へのご協力を心から訴えるものです。どうかよろしくお願いします。

2010年3月   

日本共産党中央委員会


【送金される場合は】

 中央委員会に送金される場合は、下記に郵便振替でお願いします。

 00170―7―98422

 日本共産党中央委員会 

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