2010年2月28日(日)「しんぶん赤旗」
春闘がんばり隊 交流
JMIUの青年ら
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JMIU(全日本金属情報機器労働組合)の青年たちでつくる「青年春闘がんばり隊」の全国交流会が27日、神戸市で開かれました。約70人が参加。家計簿の実態や結婚予定、悩みまで語り合い、賃上げなどの要求実現をめざして語り合いました。
がんばり隊は、自立して生活できる賃金と安定した雇用を求めて、2年前に発足しました。
「組合員44人全員が直接雇用された。その半数が正社員化をかちとっている」。特別報告で、光洋シーリングテクノ関連支部(徳島)の代表は運動の到達点を喜びました。偽装請負を告発した当時、「よそでは当たり前だ」と冷たかった社会の風潮も変えてきた、と指摘。「さらに要求を前進させたい」と話しました。
前田鉄工支部(長野)の代表は家計簿調査の結果について、「24歳の副委員長の家庭計画は30代半ばで収支逆転し、崩れ去った」と報告。職場は将来不安が高まり、要求は切実だとのべ、「いよいよ春闘本番。要求実現にまい進していく」と表明しました。
核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けて訪米する東洋精機支部(東京)の青年(28)は、「核兵器廃絶の思いを伝える」と語りました。
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