2010年2月13日(土)「しんぶん赤旗」
女性差別撤廃を要請
議定書批准へ全労連女性部
全労連女性部(柴田真佐子部長)は、女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准などを女性国会議員へ要請しました。
要請したのは(1)女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准(2)選択的夫婦別姓制度など民法のすみやかな改正(3)日本軍「慰安婦」問題の早期解決(4)「国会法」等の改悪に反対する―です。
各地の労組女性部からの参加者は、各議員控室を訪問。夫婦別姓問題と日本軍「慰安婦」問題で、国連女性差別撤廃委員会が日本政府に対し、女性差別解消の対策がとりわけ遅れている課題として早急な対策を求めていることを話し、国会での協力を訴えました。
同女性部は同日、早朝に東京・銀座の有楽町マリオン前で宣伝し、労働者派遣法の改正や核兵器廃絶などを通行人に訴えました。女性差別撤廃条約完全実施のための法改正を厚労省に要請し、公正・正確な報道を求めてマスコミ各社と懇談しました。
議員要請に先立ち日本共産党の井上哲士参院議員が、「みなさんの運動と私たちの論戦がむすびついてこそ、国会を動かすことができます」と激励しました。