2010年2月12日(金)「しんぶん赤旗」

米軍新基地造らせない

沖縄・名護 稲嶺新市長迎えつどい


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(写真)稲嶺市長のあいさつに拍手で応える市民ら=11日、名護市

 1月24日の市長選挙で歴史的勝利をおさめた沖縄県名護市で11日夜、稲嶺進・新市長を迎えて名護市民らが「市長選勝利・市民のつどい」を開き、新基地建設ノーの決意を新たにしました。沖縄県統一連、やんばる統一連、日本共産党北部地区委員会が共催。元市長や市議会副議長、無所属議員らも出席しました。

 「歴史の一ページをかざるたたかい。保守のみなさんと日本共産党が一つになった、経験したことのないたたかいでした」と具志堅徹党北部地区委員長が開会あいさつ。

 党県委員会を代表してあいさつした赤嶺政賢委員長は、先週訪問した鹿児島・徳之島の住民が名護の勝利を喜び、自治体首長も「辺野古に基地つくるな。みんなで立ち上がろう」と呼び掛けたことを紹介すると大きな拍手がわきました。

 県党後援会の古堅実吉会長が「沖縄から、日本から基地をなくそう」と乾杯の音頭。

 午後7時半、親子連れや若者、おじい、おばあら老若男女であふれる大西公民館に稲嶺市長が登場すると、会場は歓声と拍手に包まれました。

 「責任の重さと同時に感慨深い」と切り出した稲嶺氏は、全国からの温かい支援に触れ、「辺野古に基地を造らせないことをお約束しました。乗り越えなければならないハードルはありますが、みなさんの大きな支えをいただき、その力を後ろ盾に頑張りたい」と改めて決意を語りました。

 沖縄県統一連の新垣繁信代表が「勝利の最大の要因は、名護のみなさんが稲嶺さんを中心に統一と団結を勝ち取ったこと。最後の勝利まで統一と団結を守って頑張ろう」と訴えると会場は「そうだ」の声で応えました。

 若者の歌や踊り、市民・団体代表が次々マイクを握って喜びと決意が続きました。



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