2010年2月4日(木)「しんぶん赤旗」
緒方副委員長、モロッコ大使と懇談
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日本共産党の緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者は3日、田代忠利国際委員会委員とともに在日モロッコ大使館で、サミール・アルール駐日大使と懇談しました。
緒方氏は、アルール大使が日本共産党第25回大会を傍聴したことに感謝を表明しました。大使は「大会はよい体験でした」と招待にお礼を述べました。続けて、イスラムの国であるモロッコは、他の宗教、文明に対して共存するという寛容な立場をとっていることを説明しました。
緒方氏は、こうした立場がモロッコで開かれ、イスラエルとアラブ諸国の共存をうちだした1982年の「フェズ憲章」にも表れていると応じました。
緒方氏は、2003年のクアラルンプールでのイスラム諸国会議機構(OIC)首脳会議にゲストとして出席した経験を紹介。大使はタイ駐在大使として同会議に出席していたと述べ、当時の思い出に話がはずみました。
両氏は、イスラムと文明、世界とアジアの動きなどについて、和やかに意見交換をしました。