2010年1月16日(土)「しんぶん赤旗」
第25回党大会における中央委員会の選出基準と構成について
一 中央委員会の選出基準について
中央委員、准中央委員は党規約第13条にもとづき、党歴2年以上を必要とし、品性、能力、経歴について、客観的、総合的に審査・評価して選考する。
二 構成について
中央委員会は第25回党大会決定の任務遂行のため、次のような構成にすることが求められる。
(1) 中央委員会は、中央委員会の選出基準にかない、第25回党大会決定を責任と気概をもって実践する同志たちによって構成する。
(2) 構成にあたっては、中央役員とその役職は、党規約に規定された組織上の任務分担、機能の分担であって、身分的な序列でないことをふまえておこなう。
(3) 中央委員会の正確・機敏な指導性を保障し、革命的な伝統と理論・政治水準を継承発展させる立場から、党の現状を考慮し、一定の年齢に達している同志であっても、現在中央委員会で果たしている役割、その蓄積された経験と知恵を生かすことを重視し、健康、家庭の条件が許す場合ひきつづき中央委員に推薦する。この見地から辞任を申し出ている同志であっても積極的に慰留する。
(4) 地方政治など各分野で力量を発揮している女性幹部を積極的に登用し、中央委員会の女性の比率を高めるように努める。
(5) 将来を展望した幹部政策として、中央委員会の構成のあり方を見直し、とくに准中央委員については、後継幹部として成長することを任務として位置づけ、中央、地方の各分野で活動する将来性のある若い幹部、新しい幹部を大胆に抜てきする。
(6) 准中央委員は、中央委員の候補期間として活動実績を評価し、次期党大会で自動的に中央委員に推薦することはせず、こだわりなく交代をはかるようにする。
(7) 中央役員の推薦にあたっては、能力とともに品性を重視する。
(8) ひきつづき全都道府県委員会に中央役員を配置する。今回若い幹部、新しい幹部、女性幹部を積極的に加えることで、特定の都道府県委員会に中央役員の配置が多くなることもおこりうる。
(9) 健康など種々の事情で今回中央役員を辞任する同志も、それぞれの条件を生かし、適切な任務につき、長期に蓄積された経験と知恵を生かし、積極的役割を果たしてもらえるようにする。
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