2010年1月13日(水)「しんぶん赤旗」
鳩山献金疑惑 説明まだ
企業献金・政党助成を批判
テレ朝系 山下議員が主張
日本共産党の山下芳生参院議員は11日放映のテレビ朝日系「TVタックル」に出演し、各党の議員らと討論しました。
鳩山由紀夫首相の偽装献金疑惑が議論になりました。
山下氏は、年末の新聞に「鳩山家おこづかい多くてうらやましい」という川柳があったことをあげて、「お母さんから12億6000万円ものおこづかいをもらっていて、これを知らなかったという言い訳は通用しない」と強調。「税金逃れがあったのではないか、何に使ったのか。使途の説明がされていない。この金が(民主党)代表になり、総理になるための政治力をつけるために使われたのではないかという疑惑がまったく説明されていない」とのべました。
年明けの藤井裕久財務相の辞任についても、小沢氏が過去に解党した自由党などの政治資金団体の政党助成金を含む巨額資金の行方をめぐる疑惑があることがとりあげられました。
山下氏は「政党助成金という制度がいかにいいかげんなものかということを考えるべきだ。企業献金の禁止が前提だったのに両方取っている」と批判しました。
子ども手当をめぐる議論で、山下氏は「埋蔵金をあてにしているようではだめだ」とのべました。