2010年1月8日(金)「しんぶん赤旗」
女性輝く名護市を
稲嶺氏勝利めざすつどい
新日本婦人の会 高田会長が激励
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沖縄県名護市辺野古への新基地建設を断念させ、女性が輝く名護市をつくろう―。全国が注目する沖縄県名護市長選(17日告示、24日投票)で、新日本婦人の会の高田公子会長が駆けつけた、稲嶺ススム氏の勝利をめざす女性のつどいが7日、同市内で開かれました。主催は、安保廃棄・くらしと民主主義を守る沖縄県統一行動連絡会議です。
高田会長は、参加した80人を前に「命をはぐくむ私たち女性は、基地はどこにもいらないという気持ちです。必ず勝利し、投票日を名護、沖縄、日本が変わる日にしましょう」と激励しました。つどいには、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が参加し、あいさつしました。
稲嶺氏も駆けつけ、「名護が変われば沖縄が変わり、日本がアメリカに堂々とものをいえるようになります。利権を優先し、福祉、教育、農業などをなおざりにする市政は終わりにしましょう」と訴えました。
参加した女性たちが、リレートークしました。「障害者と家族の声を聞く行政を、ススムさんの勝利でつくりたい」(障害者の子どもを持つ母親)、「大変な思いで納めた税金が米軍への思いやり予算に注がれているのは許せない。基地のない世の中で商売したい」(業者婦人)と、続々と発言。
参加者は、「がんばろう」を三唱して勝利の決意を固めました。