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2010年1月8日(金)「しんぶん赤旗」

暮らし・安保・政治とカネ

通常国会で共産党 徹底論戦へ

国対委員長会談 穀田氏が表明


 衆院議院運営委員会理事会が7日開かれ、出席した平野博文官房長官が通常国会を18日に召集する内閣の方針を伝えました。会期は6月16日までの150日間。日本共産党の穀田恵二国対委員長は同日の与野党国対委員長会談で、「新内閣発足後、初めての本格予算審議となる。政府・与党は予算編成の基本的考え、どういう国会にするのかについて大枠を明示すべきだ」と指摘。通常国会にのぞむ日本共産党の立場を明らかにしました。

 穀田氏は、日本共産党として、通常国会に、(1)内政問題では「構造改革」路線から脱却し、国民の暮らしを救うために、あらゆる手だてを打つ(2)安保改定50年の節目にあたり、「日米軍事同盟絶対」の路線から脱却し、沖縄・米軍普天間基地問題もその角度で考える(3)鳩山由紀夫首相や小沢一郎民主党幹事長の問題をはじめとする「政治とカネ」の問題を明らかにする―という三つの立場で臨むと表明しました。

 民主党の山岡賢次国対委員長は「施政方針演説などで明らかにしたい」などと述べました。

 衆院議運委理事会は、内閣の召集方針を受け、18日に2009年度第2次補正予算案についての財務相の財政演説を、19日の本会議で代表質問を行うことを決めました。



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