2009年12月22日(火)「しんぶん赤旗」
2010参院選
女性キャラバン開始
“草の根力” いざ
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来年7月の参院選にむけて日本共産党の政策と予定候補者を知らせる女性キャラバンカーのスタート宣伝が21日、東京・新宿駅西口で行われました。「鳩山政権は頑張っていると思っていたが、子ども手当なんか、言っていることがバラバラになってきている」(中野区の56歳女性)。総勢30人余の街頭行動に通行人が関心を向け、対話が弾みました。
寒風のなか田村智子比例予定候補と女性後援会の弁士7人が正午すぎからマイクを握り、「共産党が大きくなってこそ子どもたちに豊かな未来が開けます」とアピールしました。
杉並区在住の37歳の男性は「民主党内に小沢さんに物がいえる人が少ないのでは。空中分解しそう」と語り、共産党には「民主の勢いに押されているのでは。もっと頑張って」と注文。「(世間は)鳩山さんの悪口ばっかり」といら立ちながら新政権に期待をつなぐ白髪の女性は、後期高齢者医療制度廃止を先送りしようとしていると聞いて「知らなかった」と驚き顔。即時廃止を求める署名に応じました。
国際学を学ぶ私立大学3年の女性は労働者派遣法抜本改正要求の署名にサイン。先月から就職活動中といい、「50社にエントリーしました。去年の就職浪人が10万人もいると聞く。学生なのになぜ卒論そっちのけで就活に走り回らなければいけないのか」と不満を語りました。労働者派遣法の改悪に一貫して反対してきた共産党について話すと「これまで政治に興味がなかった。これを機会に勉強します」と「赤旗」日曜版の見本紙を手にとっていきました。
田村比例予定候補は派遣や短期雇用で若い労働者を使い捨てる大企業に強く抗議している日本共産党の活動を紹介し、「働く人を守るルールをつくる政治に変えていく」と訴えました。新千明・新日本婦人の会東京都本部内後援会代表委員は「女性の願いを国政に届け、国民と一緒に草の根で頑張る政党が日本共産党です」と語りました。