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2009年11月28日(土)「しんぶん赤旗」

第10回中央委員会総会について

2009年11月27日 日本共産党中央委員会書記局


 一、日本共産党第10回中央委員会総会は、11月26、27の両日、党本部で開かれた。

 一、総会には、第25回党大会決議案が提案され、志位和夫委員長が幹部会を代表して提案報告をおこなった。

 志位委員長は、今度の大会が、総選挙で自公政権に退場の審判が下り、日本の政治の大きな変化が始まる激動的情勢のもとで開かれることを指摘し、決議案は、日本の政治の現状を大局的にどうつかむのか、そのもとで日本共産党はどういう役割を果たすのか、それが浮き彫りになるようにしたものであることを強調した。その上で、決議案の五つの章の概要と、24の項目のそれぞれの要点、中心点を詳述した。

 一、総会では、提案された決議案について討論し、30人が発言した。

 一、中井作太郎党建設委員会責任者が、大会代議員選出の方法・比率などについて提案し、総会はこれを承認した。

 一、志位委員長が決議案の討論について結語をのべ、討論などで出された意見・要望などにもとづく決議案の修正点を提案した。ついで志位委員長は、党大会にむけた党活動について、三つの大きな仕事をやりあげることを呼びかけた。

 第一に、大会決議案を全党の読了とおう盛な討議で英知を結集して練り上げること。ここでは、大会決議案を全党員に届けること、「自分自身の感動」を語ること、支部総会はもとより毎回の支部会議で討議を深めることなどが重要である。第二に、7カ月後に迫った参院選勝利にむけたとりくみを本格的な前進・発展の軌道にのせること。すべての選挙区で候補者をただちに決定することは急務である。第三に、「党躍進特別期間」を必ず成功させること。目標達成期限を来年1月末とし、とくに党勢拡大の目標を追求して党大会を大きな高揚のなかで迎えることが重要である。志位委員長は第二、第三の仕事に関連して、いずれも大会決議案の多面的で豊かな内容を全面的に生かし、力にすることを強調した。

 一、総会は、修正提案を含む大会決議案を、全員一致で承認し、この決議案を大きな力にして「党躍進特別期間」と大会の成功、参院選勝利をめざして奮闘することを誓い合って散会した。


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