2009年11月15日(日)「しんぶん赤旗」
10代・女流選手ら活躍
赤旗全国囲碁・将棋大会が開幕
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第47回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会(赤旗名人戦)は14日、東京・池袋のサンシャイン・アカデミーホールで112人の全選手が参加して開幕し、赤旗名人位をめざし熱戦を展開しました。囲碁・将棋ともベスト8が決まりました。15日、赤旗名人が誕生します。
囲碁・将棋とも赤旗名人経験者の強豪が勝ち上がるなかで、囲碁・将棋合わせて9人の10代選手が予選リーグを抜け決勝トーナメントに進出。
試合に先立ち、開会式で奥原紀晴実行委員長・赤旗編集局長があいさつし、「大会は今年で47回目。半世紀に近い歴史を重ねてきました。地区大会は初級者も参加できるすそ野の広い大会で、全国で1万人以上の参加がありました」と述べ、多くの10〜20代の選手が地区・都道府県大会を勝ち抜き、ベテラン勢も健闘して出場していることを紹介しました。
将棋審判の西村一義九段は「新人王戦が掲載されている将棋界に理解のある『しんぶん赤旗』を応援してください。日ごろの力を存分に出して悔いのない対局をしていただきたい」とあいさつし、囲碁審判の小島高穂九段は「対戦相手は敵だけどパートナー。囲碁も将棋も頂上に向かっていくおもしろさがある。大会では良い景色のところを目指してください」と述べました。