2009年11月14日(土)「しんぶん赤旗」
沖縄の民意尊重迫る
県議会野党県議10人 県民大会受け知事に
沖縄県議会の野党6会派の県議10人は13日午後、仲井真弘多県知事にたいし、8日宜野湾市で2万人以上が参加して成功した「県民大会」の決議とスローガンを手渡し、県民の民意を真摯(しんし)に受け止め、日米両政府に対し、辺野古への新基地建設の撤回と、普天間基地の閉鎖・返還を強く求めるよう要請しました。これには、日本共産党の前田政明、西銘純恵両県議が参加しました。
要請にたいし仲井真県知事は、「この四つ(の大会スローガン)は、私も全く同じ」と述べつつも、県内移設に反対との大会決議に対してあくまで同調しない態度に終始しました。
また、県議らは、神奈川県の松沢成文知事が訪米中に「普天間基地の県外移設は不可能」と発言したことに対して同席した仲井真知事が黙って容認したことに強く抗議しました。