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2009年11月6日(金)「しんぶん赤旗」

米軍実弾演習許せぬ

田村智子さんら調査

山梨・北富士演習場


写真

(写真)北富士演習場での米海兵隊実弾砲撃演習を調査する(右から)田村、花田、はたのの各氏=5日、山梨県山中湖村

 東京・南関東を主な活動地域とする日本共産党の田村智子参院比例予定候補と花田仁参院山梨選挙区予定候補、はたの君枝南関東ブロック国政対策委員長は5日、山梨県の北富士演習場で在沖縄米海兵隊が実施している実弾砲撃演習を調査し、監視を続けている平和団体や住民を激励しました。

 演習は2日から始まり13日までの予定。この日も、午前中だけで砲撃数は約40発にのぼりました。演習場の対岸、山中湖村の監視場所には朝から「米軍は北富士に来るな山梨県連絡会」の人たちが監視を続けています。監視行動に参加した山梨県労の清水豊事務局長は「1日の発射回数が100発ぐらいに上っていて、これまでにない多さ。夜間も連日行われています。連射や1カ所に集中した正確な着弾など、新型のりゅう弾砲を使っている影響では」と説明します。

 山中湖村で生活して3年になる女性(70)は「戦争中も疎開していましたが、当時もボカンボカンと音がしていました。東京とこちらを行き来していると、こちらは戦争なんだなという気持ちになる」と話します。

 別の地元の女性(58)も「沖縄での訓練の代わりだからと、日本の負担で訓練をやるなんて許せない。米軍の演習なんだから、自分の国でやればいい。これでは日本は米軍の不沈空母」と怒ります。

 田村氏は「日本でアメリカの戦争のための訓練をやるのは許せないというのは、国民の思い。沖縄のたたかいと連帯して、やめさせましょう」と激励しました。



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