2009年11月4日(水)「しんぶん赤旗」
岩国も米軍移転反対
市民ら 運動発展誓う
山口
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「米軍再編を考える市民大集会」が2日、山口県岩国市の市民会館大ホールで開かれ、市民ら900人が参加しました。
米空母艦載機の米海兵隊岩国基地への移転に反対する住民グループや県議・市議でつくる「空母艦載機移転に反対し、岩国市の発展を願う議員有志の会」など9団体で構成する「市民大集会を成功させる会」実行委員会(岡田久男代表)が開きました。
岡田代表は「空母艦載機の移転を計画した政権はかわりました。艦載機移転反対、愛宕山への米軍住宅建設反対の運動を強く展開していこう」とあいさつしました。
ゲスト発言として、井原勝介前岩国市長と民主党の藤谷光信参院議員が、政府に艦載機の移転の見直しなどを要請した活動を報告しました。
神奈川、沖縄からのエールとして日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が発言し、「沖縄の問題も、岩国の問題もその根っこにあるのは米軍基地をたらいまわしにするSACO合意(沖縄に関する日米特別行動委員会)。基地をたらいまわししても解決しない。連帯してたたかおう」とよびかけました。
集会では、×印がかかれた用紙を掲げ、空母艦載機も愛宕山米軍住宅もいらないという岩国市民の強い意思を示しました。
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