2009年11月1日(日)「しんぶん赤旗」
新基地建設反対県民大会へ
実行委が次々と発足
沖縄
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沖縄県宜野湾市で8日に開催される「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」に向けて、地域の実行委員会や支部が次々と発足し、大会成功への機運が高まっています。
【沖縄市実行委】
沖縄市実行委員会は10月31日、同市かりゆし園で「結成大会」を開きました。東門美津子市長が実行委員長に就任。日本共産党の嘉陽宗儀県議ら3氏が副実行委員長に選出されました。市議や市教育長、自治会長、市職労など、市民約50人が参加。大会成功に向けて「ガンバロウ」を繰り返しました。
東門市長はあいさつのなかで、「辺野古はないと思っていたら、やっぱり県内だ。(県民は)『たらいまわし』はごめんだという行動をしてきた」と述べ、3万人を上回る規模で大会を成功させるため「声をかけ合って(参加の)輪を大きくしよう」と訴えました。
嘉陽県議は大会に至る経過報告のなかで、「沖縄県民の声が大きいほど、鳩山首相は勇気づけられて、(新基地建設反対を)堂々と訴えることができる」と強調し、大会成功を呼びかけました。
大会当日は市実行委員会や政党で、貸し切りバス7台を用意し、参加を募ります。今後、同市選出の県議らで街頭宣伝行動なども予定されています。
【実行委宜野湾支部】
また、30日夜には、宜野湾市でも県民大会実行委員会宜野湾支部が結成されました。
支部長は、大会実行委員会共同代表も務める伊波洋一宜野湾市長が就任。副支部長として新垣清涼県議(社大・結の会)ら3氏が選出されました。
この他、西原町では上間明町長を委員長とする実行委員会が結成され、当日はバスを4台ほど出すとしています。
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