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2009年10月30日(金)「しんぶん赤旗」

子育て支援を議論

“応援団”シンポ 高橋議員参加


 「にっぽん子育て応援団」(樋口恵子「NPO法人高齢社会をよくする女性の会」理事長が応援団長の一人)の「緊急アピール集会」(シンポジウム)が28日、東京都内で開かれ、日本共産党の高橋ちづ子衆院議員が参加しました。

 「応援団」は今年5月に結成され、シンポジウムは今回で2回目。高橋氏のほか、福島瑞穂少子化担当相、民主党の小宮山洋子衆院議員、自民党の加藤勝信衆院議員が出席しました。

 司会の樋口氏は、総選挙のマニフェスト(政権公約)では、どの政党も「子育て支援」を上位に位置づけ、国民の関心も高いことを紹介。高橋氏は、「子育て支援」の背後に、長時間労働や低賃金など過酷な働き方があることを指摘し、これらの改善が不可欠で、労働者派遣法などは抜本改正すべきだと主張しました。「子ども手当」について、福島氏は「財源は企業、地方にも求めたい」と明言。高橋氏は「子どものいない世帯が増税になることは同意できない。生計費の課税最低限が諸外国と比較して低すぎる」と強調しました。

 地方分権改革推進会議で保育所などの設置基準を地方の実情にあわせることを理由に引き下げることについては、参加パネリストすべてが反対を表明しました。



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